DFJIマンスリーサポーター
“認知症フレンドリーな社会をつくる”
【DFJIマンスリーサポーター趣旨書】
世界でもっとも早く超高齢社会となった日本は、認知症をめぐる様々な社会的な課題に対し暗中模索の状態にあります。さまざまな人の懸命の努力も誰もが認知症の当事者となる今後の状況に対して十分でありません。特定の組織や機関だけでは手に負えないのです。
DFJI(認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ)は、2013年の発足からこれまで、従来の枠組みを越え、様々な職種・立場・セクターの人が関わる価値を訴えてきました。そして、分野の垣根を超えたコラボレーションにより多くの成果を上げています。
その中には、認知症の本人や家族、周囲の人たちのインタビューから制作した「旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント」があり、川崎市とともに全国でも例をみない認知症ケアパス「認知症アクションガイドブック」も作成しました。年に一度の認知症フレンドリージャパン・サミットには毎年延べ200名近くの方が参加、十数件を越える先進的な取組みが紹介され、そこで生まれた対話から次の新しい取組みが生み出されています。セクターを越えたコラボレーションの総時間は2,000時間を越えるでしょう。リソースを持ち寄りながら行う活動として想定以上のインパクトを生み出してきたと自負しています。
その一方で、現在の体制のまま活動を拡大するのに限界を感じています。特に責任をもってプロジェクトの運営に取り組むメンバーの稼働時間と、活動を世間に広めるための広報資金が足りません。これを補い、認知症フレンドリーな社会を作る活動を前進させるため、支援制度「マンスリーサポーター」を創設しています。
DFJIの事務局あるいは各プロジェクトのメンバーとして些少のご支援と稼働時間のお約束をいただく、あるいは、毎月一定額のご支援のみをいただくものの2種類に別れます。ぜひともマンスリーサポーターにご入会いただき、DFJIの活動を一緒に作っていくことにご協力ください。
※DFJIマンスリーサポーターは個人向けです。企業としてのサポートは別途ご相談ください。